夏のマスク疲れとスキンケア
2020年夏は、新型コロナウイルスの影響で今までに経験のない夏でした。私の住んでいる京都は、8月としては過去最高の平均気温30度超えと猛暑日が多かったそうです。
感染症対策では、暑いのに外出では『マスク』が必須アイテムでしたので辛かったですね。エステを受けられるお客様の中には『マスク疲れ』から肌あれを生じている方が多くみられます。
今回は、夏のマスでが肌に与えた影響とスキンケアアドバイスをしたいと思います!
○マスクの種類と肌へのダメージ
マスクの種類は、色々開発されて新しいマスクもありますが大きくは3タイプにわかれます。不織布、ウレタン、ガーゼ・布でそれぞれに特長があります。感染症予防に一番効果的なのは不織布とのこと。使い捨てで多く利用されていますね。ウレタンやガーゼ・布は洗えて使えるという利便性があります。場面によって使い分けるのが良いと思います。
では、この夏お肌にどのような影響を与えたのでしょうか?
まず、マスクが直接当たる肌(角質層)は大変薄く、部位にもよりますが約0.02mmで、ラップ1枚位の薄い中に約14層の細胞が重なりあっています。大変デリケートなんですね。暑い夏、マスクをすることで肌に様々な影響を与えました。
共通では、マスクの中は汗と自分の呼気によって湿度が上昇して蒸れが生じてきます。それにより、雑菌が繁殖してニキビや吹き出物がでやすくなります。また、マスクを外した時に一気に汗の水分が飛び、同時に肌内部の水分も一緒に失われて乾燥を引き起こしてしまいます。
また、特に不織布やウレタンなどの化学繊維は、肌に摩擦による刺激を生じやすいです。摩擦によって肌に刺激となり、細胞が剥がれて密着力がなくなり、肌のバリア機能が低下して、下の肌の断面図右の荒れた肌状態になりやすくなり、乾燥は勿論『かゆみ』や『赤み』などの症状がでることもあります。
以上のように、この夏お肌にダメージを与えたままですと、これからさらにトラブルにつながりますので、早めにダメージを取り除くようにしましょう!
マスクは、当分の間は使うことになるでしょうから、夏だけではなくこれからの季節も肌には刺激になりますので、特に化学繊維のナスクをする時は、ガーゼなど肌あたりの良いものを挟むことをおすすめします。
今回は、『夏のマスク疲れ』をとるポイントをアドバイスします。
まずは・・・
洗顔です!
肌表面は、色々な刺激によって大変敏感になっています。とにかくネットなどで弾力のある泡をしっかり立てて、こすらないように肌に手が当たらないように泡で優しく丁寧に洗いましょう!そして、15回位しっかり丁寧にすすぎましょう!
次に・・・
化粧水と乳液(クリーム)です!
乾燥した角質細胞にたっぷりの潤いを与える化粧水、弱まったバリア機能を乳液(クリーム)で復活させましょう!スキンケアをつけたあとは、必ずハンドプレスでしっかりと肌に入れてすいつく感じを確認しましょう!
その他・・・
さらにお悩みにあわせて
紫外線の疲れをとる美白剤、しわ・たるみ予防の美容液などを効果的に使って夏の疲れをとって、肌老化にならないようにしましょう!
こが接骨院ビューティーセラピーディビジョンでは、夏の疲れをとる施術とアドバイスを行っております。お気軽にご来院くださいませ。